037 絶対不可侵の国境



というわけで、懸案のベーグルですが、ここのところずっと、私が市販品で一番好きなのはこれでございます。


注:「必死に探さないでください」(爆笑)




s/09/d/s

ベーグルには6種類在る

1.ハードで美味い
2.ソフトで美味い
3.ベーニュルでおかしくて笑えてうまい
............................国境..............................
4.ハードベーグルのようでベーグルでない
5.ソフトベーグルのようでベーグルでない
6.もはやパンでもない。

   (区分無断引用禁止)

そしてこの区分で一番重要なのは、ここでいう2の「ソフトなベーグル」は、そこら辺のお店で売っているときに「ソフトベーグルです」だの「ソフトなタイプのベーグルです」だのとプライスカードに書いてあるあれではない!ということですね。
お店で「ソフトベーグル」と書いてあるとき、それは絶対に「油脂やなんやかんや柔らかくする物」が入っています。腰のさだまらん、ふにょんふにょんの、二つに割るのに
人差し指と親指しか要らないあのベーグルもどきです。ひきとかチューイーとか力強さとかそういったことに全く関係ありません。これらは大抵ゆでてもいません。蒸気大量にかけてるくらいが関の山でしょう。世間のソフトベーグルと書かれている物は概ね5、幾らか6に当てはまります。私の言うところの「2.ソフト」はそれじゃあない。

では
美味しいベーグルのソフトとハードの区分は何か。教えてあげましょう。!
ソフト・・・何となく全体に色白で、焼き上がって冷めた時、押すと弾力込めてむにゅむにゅ凹む(戻るけど)。一般的に大きめの作り。ベーグルサンドにしても食べやすい。でもこの大きさでベーグルサンドにしたら絶対に一食では食べきれない。レンジで温めると上手に戻せる。
ハード・・・ソフトよりも力強いツヤと張りがクラストにあり、「ツルツルのピカピカのテカテカ!」という印象を与える。冷めて押したときの感触がソフトタイプよりも明らかに堅く、でもバゲットやブールを押したときのような「堅くて乾いたような堅さ」でも、カンパーニュやフォルコンブロートを押したときの「みっちり重量感」でもなく、握力(指力?)検査並にはうに!うに!とは凹む(これまた当然戻る)。そしてハードタイプは冷めてそのまま食べるとかなり疲れる。けれど上手に焼き戻す(レンジでは駄目)と「ぐぁーん!」とクラムの力強さとクラムの御しやすさがきちんと戻ってくる。クラストは堅いのではなく「力強い」。気むずかしいけれど食べ応えもあり男前。ソフトより大概小さめ。

どうだ、分かりやすいでしょ。

そして私が好きなのは「2」「1」「3」の順となり、それ以下への越境は(笑)私にはできません。「3」の釈ちゃん人形が限度です。それも2回も食べれば人形には飽きます。やっぱりきちんといい体したもちもちのプリプリの本物がいいです。(笑 別に実際「釈ちゃん好き」ではない。)

そして、今回初お披露目のこれは、日本では本当にまだ余り出会えない「2」タイプの優秀作だと私は思う。ベーグルは「レンジで温め」と「オーブントースターで温め」と「オーブンとースタで焼く」の3種類の食べ方があり、私はこのベーグルは「レンジ」が好き。「オーブントースター温め」だと少し腰が弱くなる。焼くのは余り好みでない(チーズベーグルは温めた後焼くけどね)。
レンジで慎重に絶妙に温めたこれは、久々に「うまーい!\(^◇^)/ベーグル好き!」と言わせる一品です。何処で違いが出るかというと、やっぱり3や4や5や6とは明らかに違う「ひき」「モチモチ」。そして皮の部分だけを7ミリほど剥がして食べた時、その皮の部分だけでも「ひき」や「モチモチ」を感じる処です。

うむ、やっぱり「2」は君に任せた。

2004.2  Baker's dozen Jiu



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