057 個性的な不細工



o/i/h/v

リュスティックは買う確率が高い。
なぜなら何処のパン屋に行っても最近は大概在るし、食パンやバゲットなど大型のパンは外れたときが怖くてなかなか手が出ないけれど、リュスティックなら小さい。おまけに相当不味くても(笑)、焼いたり塗ったりで何とかごまかして一個くらいなら消費出来る、悲しいけれど。それは「まずい色物パン」よりはとても御しやすいのである。「個性的でまずいパン」ほど扱いに往生するものはない。たとえば明太子生クリームパンだのゴルゴンゾーラと烏賊キムチパンだの(笑)。
そう、それはまるで「何とかヘアービューティー専門学校」などに通う、「強気で個性的でとんでもない恰好と髪型の、積極的に不細工な子」の様に。 時々街で見かけるとしみじみと思う、何故なんだ・・・と。もの凄く太い足にそれは無いだろうという柄タイツ、一番太いところで終わるパンツ丈に、重ね着した暑苦しいスカート、ぺたんこの変な靴、ヘアービューティーにほど遠い突拍子もない髪型に黄色いベレー帽、一重のはれぼったい目に派手なマスカラアイシャドウ。・・・こわいやん。どう考えても君にヘアやメークして貰いたくないやん。自分の長所をいかせてないばかりか、欠点を強調じゃん。同じ不細工でも、強気よりは普通の方がまだ救いようが在る。普通の不細工なら、最近はメークの仕方や持つ雰囲気やなんやかやで「可愛い感じ」には幾らでもなれる、美人はむりでも。でも「あたしは誰がなんと言おうとこうだから!」という突拍子もない不細工は、どうしようもない。誰が見ても「それきついって・・・」という恰好雰囲気で練り歩く。 
そこで考える、やっぱり普通の出来の女の子程、はやくからviviやcamcan読んで「積極的に外さない」道を知るべきだ。え?みんな同じ恰好になる弊害はどうするんだ? 
ばかいうな どうせ何かで群れるんだから、強気で個性的な痛い恰好で群れられるより、名古屋巻きしてアーン、ウフーン言ってもらってる方がいいに決まってる。小ぎれいなおねーちゃんが街にあふれていい匂いがしている方がいいに決まってる。深く付き合うなら痛くない個性的ないい女、有象無象は不細工より綺麗がいいに決まってる(ま、セクハラよ!) 
ですからして、流行通信や装苑やHF方面にはまるなら自分が積極的な不細工チームでないか、常に注意を払わなければならない。あの世界で「いいじゃん」と言われるには並々ならぬ努力がいることを知るべきだ。あそこに載ってて「かっこいーー!」のはモデルが着ているからだ。その点VIVIやCamcanの読者モデルコーナーを見て「あーかわいー●●ちゃん」(友達じゃないだろ!(笑))というのは、手が届く一般庶民の正しい目標だ。 正統派ではない個性派モデルは、不細工なのではなく特別なオーラが出ている事を、才能があって個性的なものを生み出すデザイナーは不細工ではなく「突出して恰好いい」事を知るべきだ。オーラのない普通の積極的で強気な不細工は怖い。正統な美しさを知った上での個性ならあんな風にはならない。

というわけで強気な不細工の御しにくさと同様、積極的かつ個性的な不味い色物パンは、パン粉にも出来ない、焼いても不味い、何かを塗るわけにもいかない、・・ちきしょうめ捨ててやる!(`o´)となるので、その点リュスティックは、そのお店を知る基準にもなり、安全牌にもなる優等生である。

え?あたしの愛読書?
きものサロンと和楽と婦人公論よ。 姑の介護と更年期障害で悩んでて・・・(爆笑)



2004.3  Baker's dozen Jiu


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