095 かけ算の悲劇



最近あちこちのパン屋にならぶファーブルトン。
こーいうのって「今年の秋は紫とアニマル柄とファー(フェイク)が流行る!」などとファッション界が勝手に決めて勝手に旗振って流行らせるのと同じですか?ま、でもそれはね、そういう商品ばっか大量に店に並べたら、考えのないお馬鹿さんはその通り買ってくれるものね、「今年ってこれが流行りよねー」って。
でもそんな時にもきちんと紫ではない、アニマル柄ではない、偽のファーではない良い服は売っていますので、旗振られたから買うのはいやだわん。

で、あちこちでファーブルトン。
このファーにも本物のファーとフェイクファーブルトンがあり、偽物に当たるととても気分が悪い。元々食指の動かされない系なので、フェイクにあたると悔しくて、動物愛護団体に「このファーブルトン偽物です!偽物のファーが一番動
物蔑視です!冒涜です!」と裸で殴り込みに行こうかと思います。(笑) 
そういう意味で安物の偽物のフェイクファーって・・・、あの手触りが最悪な、脱色を繰り返した髪のような手触りのフェイクファーって・・、あぁ・・あれは大阪の十三のおばちゃんが黒いパツンパツンのスパッツと一緒に着用したときだけ「男前やん」と言われる代物です。若い子が貧乏な偽物ヒョウ柄フェイクファー・・・、いやんいやん。ファーは男に、もしくは稼いだ自分のお金でフェンディで買うまではやめときましょう。GAP着ときましょう、若いんやから。

というわけで本当に美味しいファーブルトンは美味しい。それは決して腐れ茶碗蒸しでも腐れゆるゆるカスタードでもない。きちんとパン生地は美味しく、カスタードはやわやわと適度な甘さ堅さそしてプルーンもしっとり。あぁ三種が一緒になって良かったねと心から思えるものです。 

そうでないのに、紫のパンツにフェイクファーにアニマル柄をあわせないでください。 かなりてんこ盛りね。



2004.10  Baker's dozen Jiu


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